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トリミングのメリットについて┃名東区にある動物病院併設のトリミングサロンはこちら

愛犬や愛猫の健康管理には、定期的に動物病院を受診して健康診断を受けることが大切ですが、実はトリミングも健康維持にとって重要なポイントだということをご存じでしょうか?
トリミングは、皮膚を清潔に保ち、毛玉を防ぐだけでなく、動物にとってさまざまなメリットがあります。

今回は、トリミングの魅力や、動物病院に併設されているトリミングサロンを利用するメリットについてお話しします。

当院のトリミングのご案内はこちらです

 

■目次
1.トリミングのメリット
2.動物病院でトリミングを行うメリット
3.トリミングって何をするの?
4.トリミングの適切な頻度は?
5.まとめ

 

トリミングのメリット


トリミングは、犬や猫の健康や快適さを保つために欠かせないケアの一つです。ここでは、トリミングがもたらすさまざまなメリットをご紹介します。

<健康管理>

トリミングの際に、皮膚や毛の状態をしっかりチェックすることで、皮膚病ノミ・マダニなどの外部寄生虫を早期に見つけることができます。
特に、アレルギー体質や敏感肌の犬や猫にとって、定期的なトリミングはアレルゲンや皮脂汚れを取り除く効果があり、皮膚トラブルやかゆみの予防につながります。

また、爪や耳の汚れも一緒にチェックできるので、爪の伸びすぎや外耳炎の早期発見にも役立ちます。

<清潔を保つ>

犬や猫の体は毛で覆われているため、毎日お風呂に入れないぶん、汚れや皮脂が溜まりやすいです。
トリミングをすることで、溜まった汚れをしっかり落とし、清潔な状態を保つことができます。

<ストレスの軽減>

毛が長くなりすぎる場合や体が不衛生な状態になると、犬や猫もストレスを感じてしまいます。特に毛玉ができると皮膚が引っ張られて、不快感や痛みを感じることがあります。

さらに、長毛種やダブルコートの犬や猫では、毛玉によって皮膚の通気性が悪くなり、皮膚感染症の原因になることもあります。定期的なトリミングで毛玉を防ぐことは、大きなメリットです。

<見た目が美しくなる>

トリミングで毛並みが整うと、やはり犬や猫は一層かわいらしく見えますよね。

また、季節に合わせて適切にカットすることで、体温調節もサポートできます。夏には毛を短めにして暑さ対策をし、冬には必要な毛を残してあげることで、快適に過ごすことができます。

<快適な生活のサポート>

特に長毛種の場合、毛が伸びすぎると視界が悪くなったり、動きづらくなったりします。

また、足裏の毛が長いと滑りやすくなり、関節や筋肉に負担がかかることも。トリミングで適切にケアしてあげることで、犬や猫がより快適に生活できるようサポートできます。

 

動物病院でトリミングを行うメリット


一般的なトリミングサロンでは、持病がある場合や高齢の犬や猫は断られてしまうことがあります。また、診断書の提出を求められることも少なくありません。

しかし、当院では動物病院に併設されたトリミングサロンのため、持病があっても高齢の場合でも、獣医師がしっかりと健康状態を確認した上で施術を行います
もし、トリミング中に体調の変化があった場合もすぐに獣医師が対応できるので、安心してお任せください。

さらに、当院のトリミングでは毎回、獣医師による健康チェックを無料で行っています。視診や聴診を通じて、日々の小さな変化を見逃さずに発見することができるのも大きな強みです。
また、トリミングと一緒にワクチンなどの予防ケアも済ませることができるため、病院とトリミングの2つの施設を別々に訪れる必要がなく、飼い主様の負担も軽減されます。

 

トリミングって何をするの?


トリミングは主に以下のような流れで行います。

① ブラッシング

最初に、ブラッシングで毛のもつれをほどきながら、皮膚や毛の状態をチェックします。これによって、毛玉や皮膚のトラブル、ノミ・ダニなども早期に発見できます。

② 爪切り、耳掃除、肛門腺ケア

爪切り、耳掃除、そして肛門腺のケアを行います。爪が伸びすぎていると歩きにくくなり、耳が汚れていると炎症を引き起こす可能性があります。また、肛門腺に溜まった分泌物を取り除きます。

③ シャンプー

次に、シャンプーでしっかり体を洗います。皮膚の状態に合わせて、低刺激のシャンプーや、アレルギー対応のシャンプーを使うこともあります。リンスを使って毛をサラサラに整えることもあります。

④ タオルドライ

シャンプー後、まずはタオルで全体の水分をしっかり吸い取ります。これをしっかり行うことで、ドライヤーで乾かす時間を短縮できます。

⑤ ドライヤーで乾かす

タオルドライの後、ドライヤーを使って毛を完全に乾かします。濡れたままだと皮膚トラブルの原因になることがあるので、風量や温度を調整しながら丁寧に乾かします。

⑥ カット

毛が伸びすぎている場合は、適切にカットして整えます。カットのスタイルは犬や猫の種類や飼い主さんのご希望に合わせて決めることが多いです。季節に応じて、夏は短く、冬は少し長めにするなど、体温調節も考慮します。

 

トリミングの適切な頻度は?


トリミングの頻度は、犬や猫の種類や皮膚の状態によって異なりますが、一般的には1〜2か月に1回が理想的です。以下のポイントを参考にしてみてください。

<皮脂が多い>

皮脂が多く出やすい犬や猫は、皮膚や毛が汚れやすいため、月に1回のトリミングがおすすめです。定期的にシャンプーで皮膚を清潔に保つことで、皮膚トラブルを防ぐことができます。

<毛が伸びやすい、または長毛種>

毛が早く伸びる犬や猫、または長毛種の子は、1〜2か月に1回のトリミングが適しています。毛が絡んだり、毛玉ができたりすると皮膚に負担がかかってしまうため、こまめなケアが必要です。

 

まとめ


トリミングは、犬や猫の衛生面だけでなく、健康管理にも大切な役割を果たしています。
動物病院併設のトリミング施設では、予防から早期発見、そして必要に応じた治療まで、一貫してケアを行うことができるのが大きなメリットです。

また、持病がある場合や高齢で他のトリミング施設で断られてしまった場合でも、ぜひ一度当院にご相談ください。

 

愛知県名古屋市名東区の上社ペットクリニック
℡:052-776-1010

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